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あのルーミスの本が無料で読める!


ルーミスアンドリュー・ルーミス ── アメリカのイラストレーター。1892年生まれ、1959年没。彼が記した美術参考書はアメリカにおいて多くの写実主義美術家やイラストレーター、そしてアメコミ作家に影響を与えました。
日本においても数十年経った今なお多くの人によって支持されています。
ここはそんなルーミスの代表的著作「Figure Drawing for all it's worth」を独自に翻訳し、「人物イラストの描き方」と題して公開しています。
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はじめに

読者の皆さんへ。



僕がかけだしの絵かきだった頃、役に立つようなイラストの教科書を必死に探したけれど、結局見つからなかったし今でも他人に勧められるような優れた本を知らない。
そこでイラストの業界に深く関わった僕自身が、苦労している君の助けになれるような本を書きたいと思っている。
この本は、絵を描きたい、何かを表現したいという気持ちににかられていて、将来もプロのイラストレーターになりたいと考えているような読者を想定している。
才能は関係ない。やる気とくじけぬ心さえあればいいんだ。



作品に君の内面が表れる


作品にはテーマがあり、目的があり、メッセージがある。それを見る人に伝えるために、最も適した表現方法を考える必要がある。例えば重要なものは強調し、そうでないものは省略して描いたりとかね。ただ人物や物を実物そっくり描くだけじゃだめなんだ。それなら写真の方がいいに決まっているからね。

知識、思想、ものの好き嫌いなど、絵には作者の内面がはっきりと表れる。
絵というものは鉛筆から生まれるのではなく、君の内面から生まれるのだ。
よりよい作品を作るために、君の内面と向き合い、常に前に進んでいく気持ちを持とう。
この本では僕自身が経験し得た知識がまとめられているが、それが君の役に立つかどうかはわからない。
本当は君自身が自ら考え抜き、自由に表現するにこしたことはない。この本に書かれている事は、「一般的なもの」として捉えてほしい。



良い絵は多くの基礎的な要素によって成り立っている



売れる人物画って何だろう?それは「良い絵」に決まっている。じゃあ良い絵ってどんなものだろう。理想的プロポーション、自然なパース、正しい解剖学の知識。説得力のあるポーズや表情、そういった多くの要素が相互に引き立てあって成り立つものだ。そしてそれらの要素が磨かれて、初めて、作者のセンスというものが発揮されるのである。
だから失敗作を描いてしまったら、基本に立ち返ってひとつひとつの要素を検討し、それらが上手く噛み合っているか確かめてみよう。すなわち、優れた人物画の教科書というものは、そういった絵に必要な多くの要素を多角的に解説する必要があるのだ。




イラスト業界は実力が全てだが心配するな!



イラストの業界で食べていくのは難しい事だ。しかし君の技術が上がれば上がるほど、それに比例して収入も増えていくし、業界も君を喜んで受け入れるだろう。トップにいる人間だって最初は下手だった。僕自身だってそうだったから、誰よりも初心者の気持ちがわかるし、ぜひそういう人に教えたい。



個性が重要


個性というのは最も重要な要素だ。他人の作品のマネは絶対に許されない。
流行は天気のように変わりやすい。解剖学や遠近法のようなものはいつだって変わらないが、表現方法は絶えず新しい道を模索しなければならない。もちろん、初心者のうちは沢山のマネをしなければならないが、自ら考え・観察し、本を読むといった経験に勝るものはない。
この本では、人物の動き、解剖学、光と影、顔とその構造など、君の絵が個性的で説得力のあるものであるための「基礎」を提供したい。それはどんなジャンルでも応用できるだろう。



この本の使い方


私はモデルを使って描いたが、君たちがモデルを雇うお金があるとは思っていない。
この本を横において、読みながら模写してみよう。絵そのものよりも、その絵が意味する事を考えながら描くといい。
描かれてある人物を変形したり動かしてみるのもいい。もちろん美術学校でモデルを使って描ける機会があるならそれにこしたことはない。この本で学んだ事を活用して描いてみよう。また、写真を見て描くのも大いに結構だ。
理想的な絵になるようにアレンジして描いてみよう。模写しながらではなく、全体の流れをつかむために最初に一気に読んでしまってもいいかもしれない。

明るいものから暗いものまで描くには柔らかい鉛筆を使いこなす必要がある。
薄くてぼんやりした絵ではだめだ。
つけペンと製図インクを使うといいよ。あまり力を入れずに描こう。
木炭も勉強になる良い道具だ。大きな紙を使って描こう。


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人物画を描いてみよう

本書の第一章(人体のプロポーション(1)~人体の簡易骨格(2)まで)は他の章と若干異なり、実際の人物画を描くための基礎作りにあたる。イラストレーターがモデルを使わず絵を描く時や、アイディアのラフスケッチ、あるいは、ポーズや動きなどを他人に指示をする時等に役立つだろう。
イラストレーターはより完璧な絵を描くためには、遠近法や構成その他の問題でつまづかないよう、しっかりとした準備をする必要がある。この章が最も大事なのでしっかりと学んで欲しい。


P013

人物画とは


人物画とは絵画をはじめ、広告、新聞の漫画、ポスター、本の表紙画、など多岐に渡る。しかし作品の用途がなんであろうと人物画の根は同じだ。つまり良い人物画を描ける人間は、活躍の場がたくさん用意されているということだ。
また、人物画は題材が豊富で、興味深く、退屈しないジャンルだ。ファッションを描く事もできるし、マナーを伝える絵を描くこともできるし、人々を戦争に誘う事もできる。かつて画家は部屋に閉じこもり、リンゴを描いて満足していた時代があったけれど、現代では生活と絵を切り離す事はできない。
人々が関心を持つことは何か?どんなステレオタイプがいるか?怒りや笑い等、人の感情とリンクしたジェスチャーにはどんなものがあるか?どんな絵が人々を苛立たせるのか?
愛らしい子供の顔はどんな特徴あるのか?こんな問いを常にもち、答えを見つけ、絵を見る人に提示できるようにならなければならない。そのために常に周りをよく観察し、その経験を積み重ねていく必要がある。



観察をしよう


例えば女性を「観察」するとき、女性の髪型を気にするだけでは観察とは呼べない。なぜ正装した女性がスラックスやショートパンツをはいた時と全く違ってみえるのか?彼女が座った時ドレスはどんな形になるのか?こんな風に興味を持たなければならない。身振りや顔の表情をよーく見てみよう。女の子が「スゴーイ!」と言う時、手はどんなジェスチャーをしているだろうか?あるいは「あー疲れたぁ!」と椅子に座りこむとき、足はどうなるだろうか?母親が医者に子供の症状を心配そうに聞くとき、どんな表情をするだろうか?君が良い絵を描くためには、技術よりもこういう観察がモノを言うのだ。



売れるイラストレーターの法則


 売れたイラストレーターは、大抵なんらかの特別なフェティッシュや衝動を持ち、それが彼らを特徴づけている。
例えばハロルド・フォン・シュミットは、アウトドア生活や、馬、開拓時代、ドラマ、アクション等を愛しており、作品にもそれがよく表れている。
ハリー・アンダーソンは年寄りの医者、小さな白い小屋など、等身大のアメリカを好んで描く。
有名なノーマン・ロックウェルは年季の入った職人の腕や、古い革靴を愛している。
そして彼の人間に対するやさしいまなざしや確かな技術が彼の地位を不動のものにしている。
ジョン・ウイットコムやアル・パーカーが業界のトップでいられるのは、アメリカの若者を刺激的に描けるからだ。
クラーク兄弟は、西部開拓時代を好んで描き、そのジャンルでは最も成功している。モード・ファンゲルは子供をとても可愛く描く事ができる。
これらの人々は、強いフェティッシュを持ち、それを上手く描けるからこそ業界のトップにいるのである。



自らの観察と経験が重要


 キャリアを得るために有名なアーティストのアシスタントになることは全くオススメできない。
あまり意味がないからだ。ただ劣等感が募るばかりで、 いつのまにかモノマネ絵描きになってしまうだろう。
そのアーティストの仕事ぶりを見れば何か秘訣のようなものが得られると思っているだろうがそんなことはない。
あえて言うなら秘訣はそのアーティストのモノの考え方であり、本人でさえよく分かってないのかもしれない。
だから他人の仕事をただ眺めるよりも、自分で考える事が必要なのだ。
君が絵描きとしてどんな方向性で行くのか決める前に、自分が今までどういう人生を送ってきたかよく思いだしてみよう。
もし君が農家育ちなら、ニューヨークの生活を描くよりも農家の生活を描く方が成功しやすいだろう。
君の長い人生で得たものを馬鹿にしてはいけない。私たちは自分の育った環境をつまらないものとみなしがちだが、貧しい環境で育った絵描きは、そうでない絵描きが派手で豪華な家を描けるのと同じように、貧しい家を美しく描く事ができるのだ。



基本は同じ


 絵描きは要求に応じてどんなタイプの絵でも描けなければならない。もちろん得意なジャンルというのはしだいにわかってくるものだが、君がひとつのジャンルに縛られたくないのなら、広い視野を持って仕事に取り組むべきであろう。
全てのものにはプロポーション、質感、色彩、3次元(高さ、幅、奥行き)、光と影があるという原則を学び、風景、動物、あるいは特殊な質感の生地を描くといったような仕事でも、問題なくこなせるように準備しなければならない。
光の当たり具合によってどのようにモノの明度や色が変化するかを描くのは全ての基礎だから、君が観察する事を覚えれば何を描くにもそう難しい事はないはずだ。そして君が苦手な分野を研究することはいつだってできるし、絵描きというものは絵を描く時間と同じくらい、そういうものに時間を費やしているのである。



ヌードの重要性


 ヌードを描く事は、どんな人物画にも役に立つ。服や布で覆われた人間を描くには、その下の構造を知ることが必要なのである。
もし君がヌードを描くことを罪と考えるなら、美術の世界で生きていく事はすっぱりあきらめるべきだ。
私達は男性か女性かのどちらかで、両性の外見も構造も根本的に異なっているし、それらを知らずに人物画を描こうというのは馬鹿げている。
本当は生きたモデルから学ぶ必要があるが、この本ではモデルの代わりになるような絵をたくさん用意したつもりだ。



線と面


絵には線と面によるものがある。
線による絵とは…たとえば、建築デザインや縮尺図を含む、建物の見取り図のようなものがある。
面による絵は、モノの量感や立体感を紙に表現するものだ。前者は光と影を意識する必要はないが、後者は常に頭にいれておかねばならない。
といっても人物を平面的に、輪郭だけで描く事はできるし、立体感を示唆させることもできる。
だから、まず平面状に人体を描く。つまり、平面状に人体の比率から描き、それを立体におこし、陰影を描いて量感を出していく事は理にかなっているのである。
人間の目はモノの陰影よりもまずモノの輪郭から知覚する。
とは言ってもモノ自体に輪郭線があるわけではなく、一つの視点から見たモノのシルエットがあるだけであり、それをなんらかの形で表さなければならない。だから私たちは輪郭線を引くのである。輪郭線を描く事は本来、平面図のジャンルに属するのだが、光と影を用いる絵でもしばしば併用されるのだ。
 線と輪郭線の違いはハッキリと理解しておこう。線はいわゆる針金のようなものだが、輪郭線はモノの”端”である。
輪郭線は立方体の境界線のようにハッキリと表われるものもあれば、球のような次第に消えていくような境界線もある。
風景を眺めてみればわかるように、通常はあらゆる輪郭線同士が複雑に交わっている。しかし線画においてはある程度省略する事が必要だ。
<* 解説 *>
ここは少しわかりづらい内容ですが、次のページに出てくる平面図から人体をおこす方法について書いています。読み進めていくと後でわかると思うので今は気にしなくてよいと思います。



線の多彩な表現力


人物画を描く時は、二種類の線を使いこなそう。流れるようなリズム感のある線で輪郭線を描き、そして直線的かつ角張った線で立体と構造を表現しよう。
もし君が初心者で、ぎこちない線しか描けないとしても、線の太さを変える事はできる。明るい所は細い線で描いたり、あるいは全く描かない事で表現できる。濃い色の部分や、強調したい部分は太く、強めの線で描けばいい。
極細の線で輪郭線を描くのも面白い表現になるかもしれないね。
鉛筆を持って腕を振りながらそのまま紙に描いてみよう。リズミカルで自由な線が描けたはずだ。
今度は鉛筆を軽く握って優しく線を引きながらだんだん強く押し付けてみよう。強弱のついた線が描けたね。
じゃあ次は、線をまっすぐ引いてみて、うまくかけたらその下に同じようにまっすぐな線を引いてみよう。とても人工的なイメージの線になったと思う。
もし君が線を記号的なものでしかないと考えていたなら、線がこれほどにも豊かな表情を持つ事は大変な驚きなはずだ。
どんな種類の線を使うか考える事によって、君は個性を出す事ができる。もし君がスランプに陥ったならこの事を思い出して欲しい。



人体のプロポーション


それでは人物画の話をしよう。
理想的な人体のプロポーションとはどんなものだろうか。次ページの図を観て欲しい。
人体比率で便利な単位は“頭身”だ。理想的な頭身は8頭身だが、リアルな人間は7.5頭身くらいだろう。
だから別に8頭身にこだわる必要はない。次のページの図に色々な頭身を描いておいたので、よく研究し、必要に応じてプロポーションを変えられるように何度か模写して練習しておこう。
ひょっとしたら図を見てもっと足を長く描きたいと思う人がいるかもしれないが、実際には遠近法によって足先が下を向く事が多いので、その分足がもっと長く見えるはずだ。


<*解説*>これも次のページに出てくる人体のプロポーションの話です。



初心者の特徴


初心者の絵には似たような特徴がある。私はそれを調べ、以下にリスト化してみた。
初心者の君は自分の絵と見比べてみて、改善できるところがないか確かめてみよう。

1.絵が全体的に灰色がかっている
より濃い黒が出せるやわらかい鉛筆を用意し、絵の暗い部分を強くはっきり描こう。逆に、明るい部分は薄く描くか、紙地の白を利用し何も描かず残しておく。明るい部分の輪郭は太い線で描かない事。

2.細くごちゃごちゃした線を多用している
もっとはっきりと長いストロークの線を使おう。陰影を描く時は、チョンチョンとつついて描いたような小さい線ではなく、鉛筆を寝かせて芯の腹で描こう。

3.頭部における顔面の位置がおかしい
本書の頭部の描き方の項を参照。

4.絵がこすれて汚く、紙がよれていたり丸まっている
フィキサチーフ(定着液)を使う。薄い紙に描いたら厚い台紙に貼りつける。こすれないよう細心の注意を払い、もし絵を汚してしまったら最初からやり直そう。絵の具がついていない場所は練り消しをかけて綺麗にしておこう。

5.いろんな画材を併用しすぎている
一つの画材に絞ろう。油性クレヨンと鉛筆の併用や、パステルとその他の画材を併用しないこと。鉛筆なら鉛筆、クレヨンならクレヨンと、ひとつで全てを描けばいい。もちろん慣れてきたら画材の組み合わせは結構なことだが、初心者のうちはやめておいた方がいい。

6.色つきの紙を使う傾向
モノクロの絵や、澄んだ色彩の絵にしたいのなら白い紙に描くのが一番だ。もし色つき紙を使いたいのなら、それに調和した色を使おう。 例えばクリーム色や黄褐色の紙には赤や茶色のコンテを使うなど。

7.映画スターをモデルに描いた絵
初心者の絵でウンザリさせられるのがこのタイプ。この手の絵は絵画的な観点からすると好ましくないカゲのつけ方をするのも特徴の一つ。描くなら一般的に知られてない顔を描こう。

8.構図が悪い
もし君がビネットを描きたいのなら、趣があり魅力的にな構図になるよう注意を払うこと。四角形の紙に描くのなら、絵をはみ出さないようにすること。

9.チョークでハイライトを描くこと
よっぽど上手い人じゃないと失敗する。

10.面白みのない題材
キレイな服を描けば絵になるというわけではない。絵のテクニックを誇示するより、できるだけ目を引くような題材を探すことの方が大事だ。顔を描くならその特徴と表情をしっかり描こう。 それ以外でも魅力的なムードや、面白い動き、または感情を描くことに注力しよう。
< *解説* >
1について。鉛筆/木炭デッサンでは、立体感を出すためにより広い階調で描く事が求められます。つまり明るい所は明るく、暗い所はより暗く描くという事です。絵画全般の視点で言うと、明度対比のない絵(つまり明るい部分と暗い部分のメリハリが無い絵)はボンヤリしてて一般的によろしくないとされています。
ルーミス氏がどっちの意味で灰色がかってると言っているのかは管理人にはわかりません。
また、「明るい部分の輪郭線は細く」というのは、漫画でも同じ事が言えるのでプロの絵をよく見てみてください。
6と9について。色つきの画用紙と、ハイライト(最も明るい部分)をチョークで描く絵は欧米でよくみかけます。
8について。「ビネット」がどういうものか知りたい人はvignetted headで画像検索してみてください



水彩は難しい


水彩は多くの初心者が使いがちだが、もっとも難しい画材の一つだ。水彩はちょこまかとした、几帳面な筆使いでは駄目だ。大きく、大胆な筆使いを心がけよう。
水彩では偶然的な感覚、もしくは偶然的にできた色を上手く使おう。
まず塗る部分に水をひいてから塗ると良い。もちろん水彩専用紙を使うこと。柔らかくて水を吸収しやすい紙を使うと大変な事になる。できれば一度塗った場所に再度塗るのはやめた方がいい。
一般に水彩画家は鉛筆の線(特に透けて見えるような濃い線や陰影)が残るのを嫌う。画家によっては最初に基礎となる色を塗り、明るい部分はスポンジでぬぐい取り、暗い部分は更に塗り重ねる人もいる。

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人体のプロポーション(1)

理想的な男性のプロポーション


理想的な男性のプロポーション

最初に好きな高さを決め、次に頭頂部とかかとの位置を決める。これを8分割し、2倍+3分の1の大きにしたものが男性の横幅になる。
この時点では筋肉や骨格を正しく描く必要はないが、この分割を頭に入れておこう。
人物を前、横、後ろから描き、肩、尻、ふくらはぎの幅に注目してみよう。
乳首と乳首の間がだいたい頭一つ分であることにも注意しよう。ウエストは頭ひとつ分より少しだけ広い。
手首はちょうど股の部分にくる。肘はだいたいへそのあたりだ。膝は全体の4分の1より少しだけ高い。
実際の長さ(cm)も書いてあるので、相対的な家具やインテリアも正しく描けると思う。




女性の理想的プロポーション


女性の理想的プロポーション

女性の体は男性と比べると相対的に幅が狭く、一番幅のある部分でも頭2つ分だ。乳首の位置は少し低い。
ウエストは頭ひとつ分。正面から見ると太ももは腋より少し広いが、後ろから見ると腋より少し狭い。
ひざ下を長く描くかどうかは好みでいい。手首の位置は股の高さと同じ。理想的な身長は素足で172.7cm(5フィート8インチ)。
もちろん標準的な女性はもう少し足が短くて足も太いけどね。注意するところは、ヘソの位置が男性がほぼウエストラインにあるのに対し、女性は少し下になることだ。
ひじはヘソより上にある。このような男性と女性の違いを覚えておくのはとても大事なことだ。




様々なプロポーション


様々なプロポーション


年齢による理想的なプロポーション


年齢による理想的なプロポーション


平面図


平面図

<*解説*>絵の初心者の方は、いきなり遠近法らしきものが出てきたのでとまどうかもしれません。
難しそうだと思ったらとりあえず保留して軽く読み流してもいいと思います。
これは、人体を平面に写しとったもの(左上の図)を、遠近法に従って地面に投影する方法です。
これを使って、この場合は寝そべった人間を描くわけです。
下段左の図は、同じ消失点に向かうABCの直線を引き自分で頭ひとつ分の大きさを決定してから、対角線を使って頭8つ分のスペースを増殖させる方法です。
つまり8頭身の人間ですから、頭一つ分のスペースを8つ作れば人体一つ分が出来上がるわけです。
下段真ん中の図は、逆にまず人一人分入る四角形を決めてから、対角線を使って8つに分割する方法です。



その他平面図の重要な使い方


その他平面図の重要な使い方
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人体のプロポーション(2)

プロポーションの簡単な描き方

弧と頭身を使ったプロポーション

地平線とプロポーションの関係

ジョンとメアリーの問題

あらゆる部分からプロポーションを割り出す


多くのアーティストが正しく人物を配置することにとても苦労している。特に人物が画面が収まりきらない場合はとても難しい。
こういう時は基準となるような、立っている人物と座っている人物を描けばよいのだ。
上の図で言うなら、ABは立っている人物に全て適用できるし、CDは座っている人物全てに適用できる。これは人物が同一平面上に立っている限り有効だ。
(同一平面上でない人物の描き方は後述)どこに点を取ってもその位置における人物や人体の各部分の相対的な大きさが分かる。
そして基準になるのは人物に限らない。例えば馬や牛や椅子など、なんでもいい。大事なのは、遠くだろうと近くだろうと、それぞれの大きさの関係は変わらないということだ。
一つの絵にはひとつの地平線とひとつの視点しかない。そして地平線は観察者もしくはカメラのアイレベル(=視線の高さ)によって決定されている。
森の中や室内では地平線を観ることはできないが、それでも君の眼の高さが地平線を決定していることを頭にいれておこう。



水平線にかかる人物


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